海外写真館


カピトリーニ美術館 パラッツォ・ディ・コンセルヴァトーリ

   

中庭には315年に造られたコンスタンティヌス2世の巨大な大理石像の頭部、手、足があります。

全体で10メートル近くあったそうです。

ちなみに写っている人が被っている帽子は、あまりの日差しの強さに丘の麓の洋品店で急遽購入した針金でできているチャチな携帯用の帽子です。

   

有名な「カピトリーノの牝狼」のブロンズ像。この牝狼はなんと紀元前6世紀ごろのエトルリア時代のオリジナル。

双子のロムルスとレムスはテヴェレ川を流れていたときに牝の狼に助けられて育てられ、やがてローマを建国したという伝説があります。

この伝説に基づき、15世紀になってからアントニオ・ポライウォーロが双子の像をつけ加えました。

   
紀元前1世紀の「エスクィリーノのヴィーナス」。

ミロヴィー(「ミロのヴィーナス」)よりも断然優雅です。太っていないし。