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サント・シャペル・1 

 

   
サント・シャペルは、聖王ルイ(ルイ9世・在位1226〜1270)が十字軍遠征の際にコンスタンチノープルから買い取った、キリストが磔にされた時にかぶせられた「いばらの冠」と「十字架の木片」を納める礼拝堂として作られました。王家の婚礼もしばしば行われたそうです。(聖遺物はその後ノートル・ダムに移されており、毎年復活祭の前々日の聖金曜日に公開されます。)

この建物は当時王宮だったパレ・ド・ジュスティス(現最高裁判所)の構内にあるので、入るときにボディーチェックがありましたが最近はどうでしょうか?

聖堂自体は2層構造になっていて、まず1階はご覧のように天井も低く薄暗い、中世そのものといった感じの聖堂です。天井には紺地に金で王家を示す百合の紋章がちりばめられ、柱も金色で、荘厳な雰囲気を醸し出しています。

 

「サント・シャペル・2」